名称未定の旅ブログ

鉄道旅(未成年縛り)

#04【最長片道切符の旅(1日目後半)】旭川⇒網走

ご覧いただきましてありがとうございます。普段は学校の課題くらいでしか文章を書かないですが書いてみると意外と面白く、また難しいもので前回の記事を見て自分がいかに文章力がないかを痛感しております。まだまだ至らない文章ですが少しでも面白く読んでいただけるようがんばりたいと思います。あらためまして今回の記事では【最長片道切符の旅(1日目後半)】の様子をお届けいたします。前回の記事では最長片道切符の旅を始め稚内駅から旭川駅までの移動の様子をまとめてありますのでよろしければ前回の記事もご覧ください。

meisyomitei.hatenablog.com

 

本日の朝に最長片道切符の旅を始め、稚内から旭川まで移動してきました。引き続き列車に乗って本日の目的地、網走を目指します。

旭川駅(南口)

10時19分に旭川駅に着いてから駅周辺の散策や食事などをして時刻は14時です。旭川駅の南口は北口とは対照的に建物があまりなく、小川の流れている広場が整備されています。駅のすぐ南側を流れている忠別川を渡れば道の駅などもあるようです。

様々な行き先が並ぶ

旭川からは石北本線に乗車し北見に向かいますが、最長片道切符が使えるのは新旭川駅からなので旭川から新旭川までの切符を買い改札に入ります。

特別快速きたみ

ホームに上がり、14時40分発の特別快速きたみに乗り込みました。列車は1両編成ですが空席が目立ちます。列車は定刻で旭川駅を発車、しばらくは旭川市街地を走行します。また、途中の新旭川駅までは先ほど乗ってきたルートを戻ります。

新旭川

6分ほどで新旭川駅に到着。当駅が宗谷本線と石北本線の分岐駅です。再び最長片道切符のルートを進んでいきます。

新旭川駅から20分ほどで当麻駅に到着。当駅までは各駅に停車してきた「特別快速きたみ」ですが当駅を出ると上川駅まで30分ほど停車駅がありません。当麻駅を出ると列車はだんだん山間に入ってゆきます。

上川駅

いくつかの駅を通過し15時34分に上川駅に到着。列車交換のため5分ほど停車し、すぐに発車します。上川駅の次の駅は白滝駅ですが上川駅~白滝駅の駅間は37.3キロもあり在来線では日本最長の駅間となっています。

中越

しばらく走り中越信号場を通過、駅間が長い上川~白滝間ですがもともとは間に天幕駅、中越駅、上越駅、奥白滝駅、上白滝駅の5つの駅がありましたがいずれも利用者の減少などにより廃止になってしまいました。中越信号場もその駅の1つ、旧中越駅で現在は信号場となっています。

上越

途中の上越信号場をすぎると列車は石北トンネルに入ります。列車は全長4キロを超える石北トンネルで北見峠を越えます。また北見峠が道央地方と道東地方の境目になっているようです。

石北トンネル

石北トンネル付近では列車は湧別川と並走し、山間を縫って走ります。

白滝駅

石北トンネルを抜けると少しずつひらけた土地になってゆき列車は白滝駅に到着、真っ赤な屋根の駅舎が映えます。上川駅から37分もかかりましたが車窓が楽しくあっという間でした。

白滝~丸瀬布

白滝駅の次の駅は丸瀬布駅で白滝~丸瀬布間は約20キロあります。ちなみにこちらの駅間にも旧白滝駅、下白滝駅という廃駅があり、かつては奥白滝、上白滝、白滝、旧白滝、下白滝と5駅連続で「白滝」とつく駅があったそうです。

丸瀬布

白滝駅から20分ほどで丸瀬布駅に到着、これまた特徴的な駅舎には図書館などが併設されているらしいです。

遠軽駅

丸瀬布駅から25分ほど列車に揺られて遠軽駅に到着、石北本線の途中駅でありながらスイッチバック構造の駅になっており、当駅で進行方向が変わります。かつては当駅からオホーツク海沿岸を通り名寄駅までを結ぶ名寄本線という路線があり、名寄本線に直通しやすい構造で駅が作られたようですが名寄本線は廃止となってしまいました。

峠越え

7分ほど停車したのち遠軽駅を発車、安国、生田原と各駅に停車していき次は留辺蘂に停まります。生田原駅と留辺蘂駅の間には常紋峠という峠があり、石北本線はこの峠を常紋トンネルで貫いています。常紋トンネルの開通は難工事として知られていて507メートルのトンネルを掘るのに約3年がかかり、またこの工事では凄惨、過酷な労働環境により多くの人が亡くなったという過去があるそうです。

留辺蘂

峠を越えると留辺蘂駅に到着。もともとは留辺蘂町という町でしたが2006年の合併により現在は北見市に属しています。

北見駅

旭川駅から3時間以上かけ終点の北見駅に到着、時刻は18時すぎです。本日の目的地網走まではあと1本列車に乗るだけです。

最長片道切符

新旭川駅の下車代につづき北見駅の下車印です。時間がある駅ではできるだけ途中下車して下車印を集めたいと思います。

北見駅

北見市駅周辺は非常に栄えており駅前には商業ビルもあります。商業、農業、漁業、林業など幅広い分野で発展してきた北見市ですが2006年の合併などにより面積が非常に大きい自治体となっておりその面積は1400㎢以上あります。(東京都は約2200㎢)

知床斜里行き

駅前にあるセイコーマートで夕食を買い駅に入ります、本日最後の乗車は19時3分発知床斜里行きです。

北見駅を発車

北見駅を発車してからしばらくは市街地を走り高架線となっていますが古い気動車が高架線を走るのは少し違和感があります。

北見駅のお隣、柏陽駅では近くに学校があるのか学生が多く乗り込んできました。私は夏休みを使いこの旅を実施していますがこの辺の学校ではまだ夏休みが始まっていないようです。

30分ほどで美幌駅に到着、多くの学生がここで降りていきました。夏とはいえ辺りはだんだん暗くなってきました。

網走駅

列車は闇夜を30分ほど走行し、20時9分に網走駅に到着。列車は5分ほど停車し知床斜里に向かいますが本日の旅程はここ網走までです。

網走駅舎

辺りはすっかり暗く人気もないので不安になってきます、青少年健全育成の妨げにならないよう急いで予約していた民宿に向かいたいと思います。

最後に本日の支出(食費以外)を載せておきます。

特急券(特急サロベツ)  2420円

乗車券(旭川新旭川) 500円

宿泊費          2800円

合計           5720円

 

最後までご覧いただきありがとうございました。良ければ次の記事もご覧ください。

 

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